昭和演歌 天城越え 石川さゆり

演歌は艶歌とも言われます。ものすごく艶のある曲。わしはこの曲がツヤだらけのイメージです。

天城越えとは、静岡県伊豆市と賀茂郡河津町の境にある天城峠を越える旅路のこと。

天城越えは川端康成の『伊豆の踊子』や、松本清張の『天城越え』などのテーマにもなり、天城トンネルには観光客が訪れる。

曲は1985年吉岡治弦哲也桜庭伸幸の3人が天城湯ヶ島町(現・伊豆市)の温泉旅館・白壁荘で製作した。3人は旅館に2泊し、吉岡は旅館周辺を散策する事で詞の原案を練っていたという

これは、「石川にしか歌えない、難易度の高い作品を」ということで制作された楽曲である。2008年シーズンの大リーグ選手・イチローの打席曲にもなったウィキペディアより抜粋

歌詞はこちらから見てちょうだい

ステージで斜に構えた石川さゆりは、サビに近づくにつれて、顔が変化していく。女の凄さがその表情に浮かびます。女は絶対泣かしたらあかん。

全身からツヤっぽいオーラが揺れ、表彰が徐々に女の情念が炎と浮かぶ。鬼が乗り移ったのかと思うくらい憤怒に押しつぶされそうになっていく。

誰かに取られるくらいなら~。

あなたを殺していいですか~。

あーこわ。

そして、女は天城を超えていく。九十九折、浄蓮の滝。

歌詞はようわからんけど、どうやら男はいない。山が燃える。女が火を潜る。男はどこだ。

ワサビ沢、隠れ径、小夜しぐれ、寒天橋。天城隧道。

くらくら燃える地を這って、あなたと超えたい天城越え~

石川さゆりがテレビ画面を睨みつける。渾身の表情だ。演歌というものが、報われた瞬間だ。瞳の奥に涙が光る。怖い、恐ろしい、わしは目をそらした。あかん。

季節は関係ありまへん。おいしいものはおいしい。

たまらんよ、老舗のめいたいこ

2018年7月30日 昭和演歌 天城越え 石川さゆり はコメントを受け付けていません。 昭和演歌